社会人となり、はじめの2年は一人暮らしをしていました。
ところが、家賃が高いのと生活に変化がほしいと感じるようになり、新宿のシェアハウスに住むことになったのです。
そこは、男女混合のシェアハウスで、たしかに建物自体はふるさが感じられるものの、室内はリノベーションがされていて快適な居住空間となっていました。
シェアハウスはキッチンやバス・トイレが共有スペースとなっており、部屋はマンションよりも少し手狭な洋室のワンルームとなっていました。
気になる家賃ですが、破格の3万5000円と当時暮らしていたマンションの半分以下の家賃でクラスことができたので、狭いのもトイレ・バスが共有ということも自分にとっては全く苦にならなかったです。
シェアハウスは共有スペースがかなり広くとってあり、そこで昼寝をしたり、食事をしたり、同居人とおしゃべりをしたりすることができるスペースがあります。
住み慣れてくると毎日顔を合わせる人とも会話が生まれ、交流を楽しむ余裕ができてきました。
もちろん、自分は会社員なので平日はシェアハウスの同居人と接することもあまりないのですが、休日は遅く起きて共有スペースでゴロゴロしていると、誰かが声をかけてくれて食事を一緒にしたり、買い出しに出かけるということもよくありました。
一人暮らしで少しばかり人恋しいなと感じていた自分としては、恋人でも家族でもない人と一緒に暮らすというシェアハウスでの体験はとても良いものになったのです。